皆さまどうも、けいおっすー!三本狂火でございます!
今回は神狩りの炎を使う神肌の方々と
宵眼の女王について考えてまいりたいと思います
神肌の方々はNPCたちが会話として
言及している内容は一切ないため
アイテムテキストなどから読み解くしかございません
かなり難易度の高い要素ではございますが
やってまいりましょう!
神肌という人種は
このように白い肌と禍々しいローブを纏った方々で
神肌の貴種と神肌の使徒
2種類の個体が存在しております
貴種と呼ばれる個体は
その体躯に似合わず重刺剣を扱いながらも
身体を膨らませてローリング攻撃を得意としています
使徒の方はひょろ長い体格で
両刃剣を使用した変則的な攻撃と
身体をさらに伸ばして攻撃範囲を広げるような
トリッキーさをお持ちでございます
どちらも使徒であり
もっとも古い使徒たちが
貴種と呼ばれるようでございます
つまりこの方たちは時間がたつと
ぶくぶく太っていくのでしょうか?
いずれの個体も黒炎と呼ばれる
炎の祈祷をお使いになるのですが
炎なのに黒いとはいったいどういうことでしょうか?
ちょっと黒炎の祈祷のテキストを見てみましょう
薙ぎ払う黒炎
神肌の使徒たちの、黒炎の祈祷のひとつ
黒炎とは、すなわち神狩りの炎であった
しかし、マリケスが運命の死を封じた時
その力は失われた
黒い炎とは神狩りの炎であるそうですわね
神を殺す…?一体誰が、誰を殺そうというのでしょうか?
マリケスが運命の死を封じた時に
その死の力が失われたそうですわね
運命の死、すなわち死のルーンとは赤い色でしたので
もともとは赤い色だったのでしょうか?
そんな黒炎というものをもたらしたのは
こちらの剣でございました
神狩りの剣
かつて神肌の使徒たちを率い
マリケスに敗れた、宵眼の女王の聖剣
使徒たちの操る黒炎は
この剣によりもたらされた
宵眼の女王という方がお使いになられた神狩りの剣から
この黒炎はもたらされたようですわね
この剣もそうですが
神肌の方々が使っている武器
神肌剥ぎ、神肌縫いもそれぞれ
特徴的な螺旋形上のデザインを持っておりますわね
このデザインも何かのヒントになると良いのですが…
そしてこの宵眼の女王という人物は
神肌の方々を従えておられたようでございます
神肌は女王の信者だったのでしょうか?
いえ、どうも単なる信者であったわけでは
なさそうでございます
神肌と女王はもっと近しい関係であったと思われます
それはこちらのテキストに示されております
神肌のおくるみ
すべやかな肌を縫い合わせた
神肌の使徒たちの聖布
攻撃が連続すると、「HPを回復する」
産まれたばかりの使徒は
これに包まれ、宵眼の女王に抱かれる
そして神の死となるのだ
産み出された使徒は神肌のおくるみに包まれ
宵眼の女王に抱かれることで
死のルーンの力を授かることができたようですわね
よくこの「抱かれる」というフレーズによって
宵眼の女王はフィア様だという説に繋げられることも
しばしばあるようですが
それはいかがでしょうか?
宵眼の女王は抱くことで
対象に死の力を授けておられます
一方フィア様の抱くことによる力は
帳の恩寵という力をもたらします
帳の恩寵
死衾の乙女がもたらす恩寵
寝所にも似た、密かな神殿の加護
FPを消費して、一時的に強靭度を高める
その恩寵は、あらゆる痛みを忘れさせる
何も感じぬからこそ、死は安らぎなのだ
抱くことで対象の生命力を一時的に保存し
痛みを軽減させる力のようですわね
宵眼の女王とフィア様が抱くことによって
対象に与える力は異なっているのです
それでは宵眼の女王とは一体何者なのでしょうか?
それを解くヒントはこの祈祷にありました
黒炎の儀式
神肌の使徒たちの、黒炎の祈祷のひとつ
使徒たちを率いた、宵眼の女王
彼女は、指に選ばれた神人であったという
どうやら宵眼の女王は神人であったようですわね
さて、宵眼の女王ご自身が黒炎を扱えたかどうかはわかりませんが
女王の振るう聖剣から黒炎が発生し
それは神に死を与えるものだった
さらにはマリケスとの関連が濃厚で
女王ご自身は神人であるということがわかりましたわね
ここまでの話で考えますと
宵眼の女王の正体が
なんとなく見えてくるのではないでしょうか
かつて死の力を司っていた神で
マリケスによって死の力を封印された人物とは…
そう、我らがマリカ様でございます!
おそらくマリカ様こそがこの宵眼の女王であり
神肌を産み出した人物であるはずです!
マリケスはマリカ様が神人として神の候補となる際に
指から与えられた従者でございます
従者となった狼は主であるマリカ様に忠実であったはずですが
それはマリカ様が二本指に忠実であった場合のみでございます
マリケスは指から与えられた従者ではあれど
同時にマリカ様の行動を監視するスパイのような役割でもあるのです
ラニが指を殺すという行動を取った際に
ブライヴが指に従うかラニに従うかで狂ってしまったように
本当の主は指なのでございます
それゆえマリカ様が大いなる意志に反逆を企てることができぬよう
マリケスはマリカ様と戦い
神殺しの黒炎を封じたのだと思います
そして運命の死を司る宵眼というのは
おそらくメリメリのコレのことかと思われます
日本という国では待宵の色と呼ばれ
日が沈んだ直後まだうっすらと明るく
夜の闇を待っているかのような空の色を指すようでございます
この宵色の瞳を持っているように描写されているのは
作中メリメリのみですわよね
メリメリはマレニア様の分け身
マレニア様はマリカ様の分け身ですので
マリカ様からこの宵眼を受け継いだものと
考えて良いでしょう
ではなぜマリカ様は神肌という存在を作ったのか?
そしてマリケスに死の力を奪われて以降
神肌たちは何のために活動しているのかを
考えてまいりましょう!
まず神肌たちを産み出す儀式だと思われる
風習が残っているのは
ドミヌラの風車村でございます
この村に残る幻影霊体のセリフにはこんなものがございました
ひぃ・・・祝祭の歌が聞こえてくる
嫌だいやだ、剥がないでおくれ!
俺の皮は穢れているぞ・・・
そしてこの風車村の奥で待ち構えているボスこそ
神肌の使徒でございます
状況から考えると
人の皮を剥いだ末に産み出されたのが
神肌であるということです
おそらく彼らの神肌剥ぎ、神肌縫いという武器から考えると
人の皮を剥いで新たに縫い直して使徒が産まれる
そして宵眼の女王におくるみで抱いてもらうと
死の力を宿す、というのが
神肌の使徒のわかりやすい作り方ではないかと思います
つまり神を殺すための力を
人から作り出していることになりますわよね?
宵眼の女王、もといマリカ様は
なぜそんなことをお考えになったのでしょうか?
前にマリカ様とゴッドウィン様をご紹介した動画にて
マリカ様ご自身のことについてはご説明させていただきました
マリカ様の大まかな経歴をおさらいしますと
かつて古竜たちの世界を治める太陽の神だった
大いなる意志に太陽の都を滅ぼされた
その復讐のために永遠の都を建設
復讐の企みが暴かれ
大いなる意志に永遠の都も滅ぼされる
その後黄金樹が狭間の地に飛来し
マリカ様は反逆の罰として黄金樹を司る神に据えられる
共に戦ったご子息のゴッドウィン様も哀れな死を迎えられ
マリカ様が絶望に苦しんだ結果生まれたのが狂い火である
といったことを動画でご説明しました
永遠の都を建設された際に
大いなる意志への復讐のために作っていたものが
指殺しの刃でございました
マリカ様は太陽の都を滅ぼされたことの復讐として
大いなる意志を殺すための指殺しの刃を作り
それを振るう暗殺者集団を結成しますが
それもまた永遠の都の滅亡へと繋がってしまいます
その指殺しの刃ですが
「遺体から生まれた」とされていますわよね
遺体から作られた物が神を殺す力となっているのです
それはもしかして
人の皮を剥いで縫って作った神肌が神を殺す力を持ったのと
同じことなのではないでしょうか?
「神肌剥ぎ」という武器である以上
人の皮だけでなく神の皮も剥いでいたのかもしれませんが
人の遺体、動物の遺体、神の遺体など
さまざまな生命の力を結集して作られたのが
神肌なのかもしれません
神肌の貴種のフード
滑らかな皮膚を縫い合わせたフード
神肌の貴種たちの装束
貴種とは、最も古い使徒たちであり
人ならぬ諸相を、その身に宿しているという
それは黄金樹の原初、坩堝にも似ている
神肌は坩堝に似ているのです
それは生命の原初であり
生命とはかつて大きなひとつであったはずでしたわよね
魔術師たちが魔術の源流を求めて
多くの魔術師たちをひとつの塊となしていたり
我ら狂い火の一族のように
あらゆる生命を焼き溶かし
もとあったひとつの存在に戻そうとする混沌
坩堝とはそのような
もとあった原初の生命の力を宿しているのです
神肌もそのような在り方に
近い存在であるといえるでしょう
坩堝の手甲
最初の王、ゴッドフレイに仕えた
坩堝の騎士たちの手甲
原初の黄金樹、生命の坩堝の力を宿し
坩堝の諸相の祈祷を強化する
その姿、そして力は
後に秩序無きものとして蔑まれた
神肌と坩堝は似たような存在であり
さらにその力は秩序なきものであるようです
このテキストは実はVer.1.00では
このようになっており
秩序無きものとは混沌のことを指していたようなのです
つまり神肌と坩堝と混沌はみな
同じような存在であるということでございます
原初の黄金は坩堝の力
現在の完全を求めた黄金はラダゴンですが
原初の黄金とはマリカ様のことでございます
神肌の黒炎の元となった宵眼の女王もマリカ様
狂い火の神もマリカ様のお力ですので
神肌、坩堝、混沌の繋がりは間違いないでしょう
では神肌たちはマリカ様が黄金樹に囚われ
神殺しの力を封じられた今
何を求めているのでしょうか?
おそらくはマリカ様の意志を継ぎ
未だ大いなる意志を倒すという
大いなる神殺しのヒントを求めて
各地を彷徨っているのではないでしょうか?
まずリエーニエの神授塔には貴種が一人おります
ここにはゴッドウィン様の暗殺を利用して
自分の肉体を殺めた暗月のあばずれラニの遺体がございます
ラニは神肌がマリケスから封じられた死のルーンの力を盗みだし
神人である自分の肉体を殺すことに成功しております
とんでもない売女ですわね!
そんな神である自身を殺すことのできたラニに
神殺しのヒントを求めていたのが
あの貴種なのでしょう
事実、あのラニの肉体には百足傷が残っており
それは死王子となったゴッドウィン様再誕のカギでございますものね
彼はゴッドウィン様を
マリカ様の後を継ぐ死の神として再誕する道を
探していたのでしょう
ケイリッドの神授塔にいた使徒は
マリカ様の神狩りの剣を求めていたのかもしれません
あの剣こそ自分たちの神殺しの黒炎のルーツですからね
まだまだ少数ではありますが
黒炎信仰も存在しています
共に引き連れてきている黒炎の僧兵は
その信者だと思われます
もともと巨人の山嶺にいる火の僧兵たちは
黄金樹を焼く火を見守る監視者でございました
その監視者の任を捨て
火による神殺しに魅入られた者たちが
黒炎の僧兵のようでございます
黒炎僧兵の兜
炎姿の頭冠の上から、鎖兜を被ったもの
黒炎の僧兵たちの装束
彼らは、神狩りの黒炎に魅入られ
監視者たるを捨てた、裏切り者である
禁忌とは、抗い難い誘惑なのだ
神肌たちは大いなる意志への反逆のため
そもそも黄金樹を焼く火を監視していた僧兵たちを
黒炎の使い手として抱きこむことで
勢力の拡大を図っていたのでしょう
まったくの新人社員を雇うよりも
火を扱える経験者を中途採用したほうが
即戦力になりますものね!
ファルムアズラの二人はどうでしょうか
もちろん彼らは黒炎の力を封じたマリケスを
討伐しに赴いたのでしょう
マリケスを倒すことができれば
黒炎に宿る神殺しの力を取り戻すことができます
ゲルミア火山では、ライカード様の治める火山館においても
神肌の貴種が活動しております
神肌は黒炎の神殺しの力を封じられましたが
ライカード様は別の形で神殺しを画策されておられました
自身の神の力を大蛇に喰わせ
褪せ人や褪せ人を狩る英雄をも喰らいその力を増大させ
最後には神ごと世界も喰らおうというお力でございます
その過程で生まれたのがあの赤い炎でした
あの火山館の聖堂にいた神肌こそが
ライカード様に神喰らいのヒントを提案した
張本人であるのではないでしょうか?
神肌はあの赤き炎の煌きに
かつて自分たちの炎に宿っていた死のルーンの力を
見ていたのかもしれませんわね
そして自分たちと同じように
神狩りを志す同志を生み出すべく
蛇の羊膜を使った
蛇人増産システムも提案したのでしょう
蛇人たちの姿は
神肌の使徒たちのように
伸縮自在の身体を持っておりますものね
火山館には坩堝もいるうえ
入り口を守るトロルが狂い火を宿していることから
神肌、坩堝、狂い火、そしてその力を利用して
大いなる意志への神殺しを計画する火山館は
協力関係にあることが伺えますわね
そう、マリカ様が黄金樹に囚えられ
ラダゴンに黄金律の神を取って替わられても
マリカ様の意志を継ぐ神肌の方々たちが
未だ水面下で大いなる意志への反逆の計画を
練り続けていたのです…!
さて、いかがでしたでしょうか?
神肌の正体と宵眼の女王についての
ご紹介でございました!
宵眼の女王とはマリカ様であり
マリカ様の意志を継ぐ黒炎の神肌たちは
大いなる意志への復讐のため
各地で活動しているようでしたわね
我ら狂い火の信仰とは
炎を扱う点でも似ておりますし
違った流派のマリカ様信仰ですので
かなり親近感が湧いてしまいました!
今後もまだまだ狂い火の魅力について
皆さまにご紹介していこうと思っております!
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引き続き狂火をご愛顧くださいませ!
それでは、世に混沌のあらんことを!
【エルデンリング】神肌とは何のために生まれ、どんな活動をしている存在なのか!宵眼の女王の正体は!?
