皆さまどうも、けいおっすー!三本狂火でございます!
前回の動画では
宿将のニアール様オニール様の話を中心に
嵐の王の正体はゴッドウィン様であったことを
ご紹介させていただきました!
かつてストームヴィル城を任されていた嵐の王ですが
時代変わって我らの時代
新たな嵐の王としてストームヴィルに君臨されようとしているのが
戦士ネフェリルー様でございます!
一般的にはルーという苗字から
ホーラルー様との関連が多いとされておられる
ネフェリ様ではございますが
果たして本当にそうなのでございましょうか?
今回はネフェリ様のお話と
ホーラルー様と故郷である蛮地について
考えてまいりたいと思います!
まずネフェリ様は最初
ストームヴィル城でお会いすることができます
倒れている失地騎士に対して
弔いの言葉をかけておられますわね
かつてストームヴィルを治めていた
嵐の王に仕える失地騎士たちでしたが
今ここを治めているのはゴドリック様でございます
接ぎと呼ばれる技術で
仲間たちの身体の一部を繋いで己の力とする
そんな所業は忌まわしいことであり
義父の命令で城に来ているそうでございます
義父というのはギデオン=オーフニールのことで
褪せ人たちの集う円卓をまとめる人物でございます
ネフェリ様はギデオンの命令で
ストームヴィルの風を汚すゴドリック様を
倒しに来たということでしょうか
ネフェリ様はリエーニエのしろがね村にもいらっしゃいます
何やら気を落としているご様子ですわね
今回もまたギデオンの命令でしろがね村を訪れているようですが
なんとギデオンはこのしろがね村で
しろがね人たちの虐殺を行うように命じていたのです
ギデオンはネフェリ様と忌み潰しを
この村に寄越しているようですが
結果的にネフェリ様はギデオンを裏切り
共に派遣された忌み潰しを倒すことになります
どうやらネフェリ様は
幼い頃に同じような光景をご覧になったことがあるようでございます
…幼き日、同じ光景を見たことがある
弱き者たちの蹂躙、略奪、殺戮を
…人の世の悪夢を
…だが私はもう、あの頃の幼子ではない
時遅しとはいえ、せめて報いをくれてやろう
…蹂躙の主たちにな
刻んでやる。ネフェリ・ルーは戦士だ
ギデオンはこのしろがね村に
ミケラ様の居場所のヒントとなる
割符を求めてネフェリ様たちを侵攻させております
もしかするとネフェリ様が幼き頃に体験した略奪も
同じようにギデオンによる蹂躙だったのではないでしょうか?
そしてギデオンを裏切ることになったネフェリ様は
ギデオンに捨てられることとなりました
私は義父に捨てられたのだ
感傷に溺れ、命を忘れ…、彼の手駒を損なった、罰としてな
…そして私はもう、義父を信じきれずにいるのだ…
義父は言っていた。彼がエルデの王になれば
もう二度と、弱き者が奪われぬ治世を敷くと
あの言葉は偽りだったのか?
ネフェリ様はギデオンがエルデの王になれるように
動いていたようでございますわね
弱き者が奪われないような世界
それは今の忌み子たちを平気でうち捨てる
黄金律の考え方とは異なる思想でございます
どちらかというとかつてのマリカ様の黄金律や
黄金律を捨てたミケラ様のお考えに近い思想ですわよね
そんな世界を求めた彼を信じていたのに
それに反する虐殺行為を行ったギデオンを
ネフェリ様は信じられなくなってしまったのでしょう
その後ネフェリ様は導きを失い
失意に暮れてしまいますが
王を待つ礼拝堂で手に入る嵐鷹の古王の遺灰を渡すと
受け取っていただけます
嵐鷹の古王
ストームヴィルに本当の嵐があった頃
鷹たちの王として君臨した、一羽の遺灰
だが古王は誇り高く、誰の召喚にも応じない
この鷹の王は主人公様の召喚にも応じないのですが
ネフェリ様の記憶を呼び覚ます嵐の匂いがあるようですので
何か関連があるようでございますわね
我が家にも嵐のオカメが君臨しているのですが
嵐のオカメはポップコーンの香りがいたします!
古い鷹の王を受け取ったネフェリ様は
嵐の記憶を思い出したことで導きを捨て
ストームヴィルで王となられます
ああ、義父には別れを告げてきたよ
思い出したのだ。遥か昔、戦士になった時の誓いを
…この地は、故郷に似ていてな
嵐を呼び、吹き飛ばしたいのだ。風の汚れを
ゴドリック様が汚してしまった風の汚れを
嵐によって浄化するため
ストームヴィルにいらしたようでございますね
そしてストームヴィルはネフェリ様の故郷に似ているようです
果たしてネフェリ王が幼少期を過ごされた故郷とは
どこだったのでしょうか?
ここからはその故郷についてを考えてまいりましょう
まずネフェリ様が着ている装備は
勇者シリーズでございます
勇者の肩鎧
蛮地にて勇者にのみ許される肩鎧
多くの敵を屠った証
そして勇者は、余分なものは纏わない
彼らの王、ホーラ・ルーのように
これを装備されているので
おそらくは蛮地の出身であることがわかりますわね
そして一般的には
蛮地の王であったホーラルー様との
血縁関係が仄めかされておりますが
決定的な血縁の証拠はございませんわよね
戦士、斧使い、ルーの苗字という共通点はありますが
職業、武器、名前は後天的に変更できる要素ですものね
もっと根本的な何かがあるはずでございます
さて、そんな蛮地とはどこなのかという部分なのですが
この勇者シリーズの防具を販売しているのは
ケイリッドの放浪商人でございます
となると蛮地とはケイリッド地方なのでしょうか?
この商人の近くには
倒した竜の力を己の力とすることができる
大竜餐教会がございます
実は本編ではなくネットワークテストの段階では
素性の勇者は竜餐の力を使うことができました
ユラ様によれば竜餐の力とは
力のために求め続けると
やがてはその渇望が溢れ出してしまうようでございます
蛮地の王であるホーラルー様は
竜餐の力こそ使いませんが
沸々と滾り続ける戦意を抑えるために
宰相の獣、セローシュを背負っていたようですわよね
竜の力を封じるのが獅子の姿を持つ獣
竜餐教会のモチーフにも獅子の姿が象られております
蛮地とケイリッド、何か繋がってきそうですわね
そしてネフェリ様の故郷は
ストームヴィルと同じように嵐の吹く地でありましたわね
ケイリッドの竜塚地方も
いつも嵐の吹きすさぶ場所となっております
そして竜塚と呼ばれるように
飛竜たちが多く暮らしている場所でございます
やはり竜餐を行う戦士たちには
うってつけの場所であるのではないでしょうか?
ここまでの情報を踏まえたうえで
蛮地の正体がケイリッド地方だと仮定すると
こんなストーリーが考えられましたので
とりあえず聞いてくださいませ!
はるか昔、蛮地ケイリッドには
生命の原初、後に坩堝と呼ばれる戦士の一族がいた
そのひとりがホーラルー様
古竜の一族の住まう太陽の都と蛮地は交流があった
蛮地には竜が多く住んでおり竜狩りが盛んだった
それは古竜たちも竜を狩りに、頻繁に蛮地を訪れていたから
ある時大いなる意志によってマリカ様の治める太陽の都が滅ぼされた
その復讐のためマリカ様は地下に永遠の都を築く
その際、交流のあったホーラルー様も協力
地上の蛮地ケイリッドと地下の永遠の都
すなわちホーラルー様とマリカ様は、引き続き交流があった
その文化交流でできたのがサリアの街
サリアでは太陽の都が星で壊されたことを探究していた
マリカ様は蛮地の戦士たち(坩堝)を参考にして
復讐のための黒炎、神肌を作る
黄金樹到来
マリカ様は大いなる意志に反逆を企てた罪で
黄金樹の神になってしまう
永遠の都と交流のあった蛮地の王ホーラルー様は
マリカ様の伴侶として選ばれる
黄金樹の王となったホーラルー様はゴッドフレイ様と名を改め
蛮地の戦士たちは坩堝の騎士となる
マリカ様は黄金樹の神としての職務を全うするため
大いなる意志の指示で火を司る巨人を滅ぼした
蛮地ケイリッドにも火を司る巨人たちがいたが
そちらは大いなる意志の星の力で滅ぼされた
ホーラルー様の故郷である蛮地もその時一緒に滅びた
マリカ様もホーラルー様も大いなる意志に故郷を滅ぼされている
大いなる意志の管理下にいるもの同士ではあるが
心中では大いなる意志への復讐の目的は同じ
という構図になってくると思います
それではこのストーリーをひとつひとつ解説してまいりましょう!
まず蛮地の戦士、後の坩堝の一族ですが
野性的な力で竜や獣、鳥や動物
さまざまな者たちと戦い
その力を奪って自分の力としていたのでしょう
ホーラルー様が黄金樹の王となり
ゴッドフレイと名乗るようになってからも
彼の騎士として仕えていたことを考えると
蛮地の王であった頃からの部下であったのだと思います
ホーラルー様が使う技のモーションを
坩堝の騎士たちも参考にしておりますので
ホーラルー様ご自身も坩堝のひとりであったのだと思われます
そんな坩堝の力を見て後世になって生み出された力のひとつが
竜餐という文化だと思います
倒した他者の心臓を喰らってその力を己の者とする坩堝の力
同じように他者から奪って利用する力の中でも
特に竜に焦点を当てて発展したものが竜餐であると思います
それは古竜軍団の一員であった失地騎士が
交流のあった坩堝たちを見て後世に生み出した技術かもしれません
その竜餐というものが生まれる以前にいたホーラルー様や
坩堝たちは竜餐の祈祷を使わないのは
それが理由でございましょう
またファルムアズラにおいて
坩堝の騎士が石化して崩壊している古竜を見て佇んでいることから
坩堝と古竜は太古の昔から交流があったと考えております
蛮地では戦士たちが竜狩りをしていたようですが
ケイリッドの竜塚には古竜に襲われた地に残る
さざれ石がございます
さざれ石
鋭く尖った石の剥片。その塊
かつて、古竜に襲われた地で見つかり
それは古竜のウロコであるという
これがあるということは古竜たちも
ケイリッドの竜塚を訪れていたはずですわよね
こちらの橋にはファルム大橋と名付けられていて
ファルムアズラとの関連が伺えることから
太陽の都と蛮地は交流があったことがわかります
となれば、太陽の都を治めておられたマリカ様と
蛮地を治めていたホーラルー様は
黄金樹到来以前からの知り合いであったことにもなりますわよね
その後太陽の都が崩壊し
マリカ様は地下世界に永遠の都を造られます
ホーラルー様もマリカ様との友情から
お互いの勢力の交流を続けるために
直接永遠の都につながる
エレベーターを建築しているのですわね
この2つの勢力の文化交流の末に生まれたのが
サリアの街でございました
サリアでは永遠の都出身のノクスの民がおりますし
地下世界の技術である雫の大玉トラップもありますわね
またサリアの街では
なぜ太陽の都が滅ぼされてしまったのか
という内容が研究されていたのではないでしょうか?
その研究によって見出された答えこそが星の力であり
魔術の源流であったのです
源流を見出した魔術師ルーサット様もサリア出身でしたわよね
そして永遠の都を造ったマリカ様は
大いなる意志、すなわち自分よりも上位の神に
復讐する手段を求めておられました
そのヒントとなったのが
古竜でもないのに強大な力を持つ蛮地の戦士たちでございました
あらゆる生命の特徴を集約した力を持つ坩堝の戦士たち
その力を戦士たちに集めるため
あえて戦いの場を用意する必要もあったはずです
その走りが、ケイリッドにある闘技場であり
後にゴッドフレイ様の治世においても重要視された
闘技につながるのではないでしょうか
さらに坩堝の様々な生命の特徴を集約した力
それはかつて全ての生命がひとつだった頃の力でございます
大いなる意志はそのひとつを分けてしまい
それは過ちだったと
我らが全知全能の三本指様が仰っておりますわよね
分かたれた生命が過ちであったなら
それをひとつに結集する力が正しき道でございます!
狂い火の考え方よろしく
坩堝たちの力にヒントを得たマリカ様は
人や獣、神の肌を剥いで繋ぎ合わせ
神の死となす神肌を作り上げたのでございます
だから、神肌と坩堝は似ていたということですわね
神肌や黒炎のヒントがケイリッドの坩堝にあったからこそ
ケイリッドの神授塔に黒炎のルーツである
神狩りの剣があったのです
しかし神肌たちの神殺しの黒炎の力は日の目を見ぬまま
狭間の地に黄金樹が到来してしまいました
大いなる意志への復讐を企てた神マリカ様は
その罪により、贄として黄金樹の中で
律を宿す幻視の器とされてしまいました
マリカ様と交流のあったホーラルー様が伴侶となり
ゴッドフレイ王として黄金樹の禍となりえる力
火を司る巨人たちを滅ぼすことになりました
蛮地ケイリッドにも巨人の遺体がありますが
ゴッドフレイ様は自分の故郷である蛮地を攻めるのは
二の足を踏んだのかもしれません
というのも、王都から進軍してきたと思われるゴッドフレイ様は
リムグレイブからケイリッドに入る入口
燻り教会までで侵攻を止めているのです
それを見かねた大いなる意志は
蛮地に隕石を落とし滅ぼしたのでしょう
ケイリッドには隕鉄の刀や隕石の杖、降る星の獣や
ラダーン様の星の業など
星にまつわる要素が多いですわよね
一見この巨人たちは腐敗の力で倒されたとも思われがちですが
火を司っていた巨人たちが
腐敗に負けてしまうとは思えません
逆にラダーン様の軍勢は
彼ら巨人たちの火の力を利用して
後に腐敗に対抗しているわけですしね
つまりゴッドフレイ様も大いなる意志によって故郷を滅ぼされ
マリカ様と同じ境遇になったのだと思います
そして時は流れて現代、破砕戦争の後
蛮地ケイリッド嵐の地にてネフェリ様が誕生されます
しかしケイリッドは破砕戦争最終決戦の地でございます
マレニア様が腐敗の力を解放した時に残した
無垢金の針が眠る場所でございましたわね
ミケラ様の痕跡を求めたギデオンは
その手がかりを探すため蛮地を蹂躙し荒らしまわります
黄金樹勢力モーゴットの配下である夜騎兵が
未だに巡回しておりますわね
ネフェリ様が見たかつての蹂躙とは
この時の記憶かもしれません
その時ギデオンは生き残ったネフェリ様を拾い養子とし
戦士として自分の手駒にすることになります
ネフェリ様はそのギデオンの導きを捨て
嵐の王であったゴッドウィン様の治めておられた
ストームヴィル城に入城されます
ゴッドウィン様は古竜の神マリカ様と
古竜の王プラキドサクス様の子でございましたわよね
つまり蛮地の嵐
すなわちホーラルー様に由来する嵐と
ストームヴィルの嵐
すなわちマリカ様(ゴッドウィン様)に由来する嵐が
ネフェリ王を介してひとつとなったのでございます!
なんという因果でございましょうか!
故郷の嵐と古竜の嵐
ホーラルー様とマリカ様
ふたつの嵐のお力です
だからネフェリ王の持つ武器は
ふたつの嵐の斧だったのでございますね!
大いなる意志への背信を持ちながら
復讐の機会を失ってしまったおふたりではありますが
ふたりの嵐を受け継いだネフェリ王
必ずやその嵐の力で
狭間の地の穢れ(大いなる意志)を吹き飛ばしてくれることでございましょう!
さていかがでしたでしょうか?
今回のお話をまとめましょう!
ネフェリ様の故郷は蛮地
蛮地は後にケイリッドと呼ばれる場所である
蛮地と太陽の都
すなわちホーラルー様とマリカ様は
黄金樹以前から交流があった
黄金樹到来後、二人は結婚
二人とも大いなる意志の駒として使われる存在だが
二人とも大いなる意志に復讐したかった
そんなホーラルー様とマリカ様ご夫婦の因果が
嵐とネフェリ様を介してひとつになった
そんなお話でございました!
前回に引き続き嵐にまつわるお話でしたわね
以前ご紹介した宵眼の女王と神肌の成り立ちについてのカギも
ホーラルー様と坩堝を読み解くことで
また改めて見えてまいりましたわね
今後もまだまだ狂い火の魅力について
皆さまにご紹介していこうと思っております!
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引き続き狂火をご愛顧くださいませ!
それでは、世に混沌のあらんことを!