皆さまどうも、けいおっすー!三本狂火でございます!
なんか最近ラニのお話ばかりしていて
全然狂い火のお話ができていませんでしたが
今回は久々に狂い火のお話でございます!
いよいよヴァイク様について考えてまいりたいと思います
エルデの王に最も近づいたとされながら
狂い火を宿すことになったヴァイク様
そもそもなぜエルデの王を目指すことになったのか?
なぜ古竜の雷の力を使うのか?
そしてなぜ狂い火を宿すことになったのでしょうか?
実は調べてみた結果
ヴァイク様は古竜であったことがわかりました!
このあたりの謎をひも解きながら
ヴァイク様が古竜である理由をご紹介してまいりましょう!
ヴァイク様と出会うことになるのは
おそらく最初はリエーニエ北側の鎮めの教会
指痕爛れのヴァイク様として
赤霊での侵入になると思います
お会いしとうございました、ヴァイク様!
内側から黄色い炎の祝福がにじみ出る
ヴァイクの戦槍を振るい
狂い火や空裂狂火、シャブリリの叫びなどの祈祷を使いこなす
狂い火のスペシャリストでございます
特にヴァイク様の戦槍は発狂効果を持つ珍しい武器
発狂は褪せ人様にしか効果がありませんが
逆に言うと対人戦で光る武器となっております
序盤でも到達できる場所ではございますが
序盤の装備で来てしまうと
なかなか手強い敵となっておりますわよ!
さすがはヴァイク様でございます!
倒すことができれば
ヴァイク様愛用の大槍、ヴァイクの戦槍と
指痕のブドウを入手することができます
ブドウは灯を探すハイータ様が
狂い火の巫女になるために探しているアイテムでございます
三本指様のお言葉よろしく
すべては、大きなひとつから、分かたれた
だから、戻さなくてはならない
すべてを、大きなひとつに…
という神託を体現するかのように
自らの内に狂い火を宿した者の瞳であるブドウを集めるハイータ様ですが
ヴァイク様の指痕のブドウは一味違うようです
ヴァイク様はなぜ他と違うブドウを持っているのでしょうか?
(ハイータのセリフ)
どうやら実際に三本指様から祝福を授かった者のみが
得ることのできるブドウのようですわね
それを食べることが
三本指様の巫女となる資格を得ることに繋がるようでございます
わたくしにも譲ってくださいませぇ!
それほどまでに狂い火の民にとって
重要視される存在であるヴァイク様なのですが
どうも狂い火の王には至っていないようでございます
鎮めの教会近くの幻影はこのようなことを仰っているのです
…ああ、ヴァイク様、貴方は王ではなかったのですね
どこにおわす?我らの王、狂い火の王よ
我らを別け、隔てる全てを、焼き溶かしてくだされ
ああ、世に混沌のあらんことを!
ヴァイク様はただ三本指様の魅力に取りつかれて
狂い火を宿しただけだったのでしょうか?
ご自身が狂い火の王になるつもりは無かったのでしょうか?
鎮めの教会には名も知れぬ巫女の亡骸があり
ヴァイク様の赤霊はこの巫女を守るように侵入してまいります
この巫女と何か関係があるのでしょうか?
ヴァイク様は三本指様から直接祝福を授かった割には
装備している聖印は狂い火の聖印ではなく
さざれ石の聖印でございます
なぜ狂い火を宿した後も、古竜の祈祷を使うための
さざれ石の聖印にこだわっていたのでしょうか?
さて、物語を進め、巨人の山嶺まで到達すると
王に近づいた者の封牢という場所がございます
この封牢には「円卓の騎士ヴァイク」という名の
ヴァイク様が囚われておいでです
こちらのヴァイク様は霊体ではなく実体のお姿で
狂い火の力は使わないようです
ヴァイクの戦槍も見た目は同じなのですが
狂い火を宿していない特別バージョン
我々が手に入れることのできない仕様の武器となっております
こちらのヴァイク様を倒すと防具が手に入ります
ヴァイク様の鎧にはこのようなテキストが記されておりました
指痕の鎧
円卓の騎士、ヴァイクの装備
ヴァイクは、かつて
エルデの王に最も近づいた褪せ人の一人であったが
突然に王都の奥深くに潜り、狂い火に焼け爛れた
それは、己の巫女のためだったろうか
あるいは何者かが、唆しを囁いたのだろうか
エルデの王に最も近づいた褪せ人とのことですので
指読みのエンヤ様が仰る
かつて大ルーンをふたつ手に入れた人物とは
ヴァイク様のことなのかもしれませんわね
そこまで到達しながらも
その後は狂い火の祝福を受けることを決められたようです
エルデの王になる直前のヴァイク様に
一体何があったのでしょうか?
巫女とは、鎮めの教会にいた彼女のことでしょうか?
装備品に変更はないですが
ヴァイク様の使う祈祷は赤き雷の力
そう、古竜の祈祷をお使いになられます
ヴァイク様は王都古竜信仰の方だったのでしょうか?
いえいえ、王都で雷を使う騎士たちは黄金の雷を使うはずです
かつてマリカ様が黄金樹の神として囚われてすぐの頃
古竜たちは奪われたマリカ様を取り戻そうと
王都ローデイルに攻め込んだ古竜戦役という戦がございました
そこでゴッドウィン様と
古竜フォルサクス様の激しい戦いが語り草となり
王都古竜信仰という教えが広まりました
ゴッドウィン様が黄金樹への反逆を悟られぬよう
赤い古竜の雷を黄金の雷として広めたものです
さざれ石の聖印のテキストにあるように
聖印も雷も、すべて金色であれば
古竜信仰であっても黄金樹への裏切りではないのです
中でも赤い雷を使う者たちは
「知られざる王都古竜信仰」の者たちであったはずでございます
古竜の神であるマリカ様、ゴッドウィン様の密かな反逆を知る
数少ない者たちであるはずです
ヴァイク様はそんな赤き雷を使うのです
これは一体どういうことでしょうか?
ヴァイク様が赤き雷を使う理由は
こちらの祈祷のテキストに記されておりました
ヴァイクの竜雷
円卓の騎士、ヴァイクの祈祷
赤き雷を呼び、右手の武器と身体に纏う
竜槍の二つ名でも呼ばれたヴァイクは
ランサクスが、最も愛した騎士であった
ヴァイク様はランサクス様という古竜に
愛されていたからこそ
赤き雷を宿すことができていたのです
竜雷の加護という祈祷には
竜に愛される者だけが
雷をその身に纏うことができるとありますので
間違いないと思います
ヴァイク様は古竜信仰者なのではなく
「古竜から愛される者」であったということになります
ではなぜヴァイク様は古竜に愛される存在になれたのでしょうか?
ヴァイク様を愛した
ランサクス様とはどのような古竜だったのでしょうか?
それはこちらに記されております
ランサクスの薙刀
ランサクスはフォルサクスの姉であり
人の姿に化け、古竜信仰の司祭として
騎士たちと交わったという
なんと古竜戦役で活躍されたフォルサクス様の
お姉さまだったようです
そして他の古竜の皆さまと同じように擬態を得意とされ
古竜信仰の司祭として人に化けていたようです
ランサクス様も王都古竜信仰を広めるため
尽力されていたようですが
なぜ「騎士たちと」だけ交流していたのでしょうか?
信仰を広めるだけなら騎士たち以外とも交流すべきだと思うのですが
なぜ騎士に絞っていたのでしょうか?
そしてそんなランサクス様に愛されたヴァイク様
てっきりランサクスの薙刀を使うのかと思いきや
使用する祈祷はフォルサクスの雷槍なのです
ランサクス様のご加護を受けているのに
ランサクス様の祈祷を使うことはありません
なぜかその弟であるフォルサクス様の祈祷を使うのです
フォルサクス様はゴッドウィン様との戦いの後、親友となり
ゴッドウィン様の死後はその中で死と戦い続けていた古竜です
死竜フォルサクスの追憶
黄金のゴッドウィンが死王子となった後
古竜は、その友の内で死と戦い続けた
その戦いに勝利はなく、ただ蝕みだけがあった
ヴァイク様はランサクス様の加護を受けながら
ランサクス様の祈祷ではなく
全く交流の無かったフォルサクス様の祈祷を使っているのです
そんなことってあるのでしょうか?
いえ、それが実はあるのです
ある仮説を用いた場合のみ
ランサクス様の愛を受けながら
フォルサクス様の力を使えることの説明がつくのでございます
それは、ヴァイク様がランサクス様の弟であった場合です
つまりヴァイク様とは…
フォルサクス様なのではないでしょうか?
古竜であったフォルサクス様が人の姿に化けヴァイクと名乗り
円卓の騎士となったということでございます!
もしこの仮説が正しかった場合
このような物語が考えられましたので
とりあえず聞いてみてくださいませ!
かつて王都にて古竜戦役という戦があった
フォルサクス様はグランサクス様と共に
古竜の神マリカ様を取り戻すため王都に攻め込んだ
フォルサクス様はゴッドウィン様と壮絶な戦いを繰り広げ
後に親友となった
陰謀の夜、親友であったゴッドウィン様が殺された
ラニの陰謀のせいでゴッドウィン様は魂が死に
肉体だけが残された状態になった
フォルサクス様は死竜としてゴッドウィン様の中で死と戦い続けた
ただその戦いに終わりがないことを悟ったフォルサクス様は
ゴッドウィン様を救うため、ヴァイク様という褪せ人に化けた
褪せ人であれば、エルデの王を目指すことができるから
エルデの王になればエルデンリングを修復し
死王子再誕の律を成すことができた
だからフォルサクス様はヴァイク様となり、円卓の騎士となった
そして褪せ人として巫女も授かった
狭間の地を駆け巡り、大ルーンを2つ入手した
黄金樹を焼くため、巨人の山嶺にも到達
火の釜までたどり着いた
だが実は、その巫女とは自分の姉ランサクス様だった
人の姿を取り、円卓の騎士となった弟を探すため
同じく人の姿に化け、騎士と交流していたのだった
ヴァイク様は死王子の律を成す王となるため旅をしてきたが
己の律を成すために必要だったのは「姉の犠牲」
死んだ親友を助けたいと誓う正義感の強いヴァイク様だからこそ
姉を犠牲にすることなどできなかった
だから自分を焼くため狂い火を受領するつもりだった
だが黄金樹勢力にそれが発覚してしまい
封牢に囚われてしまった
牢の中で夢である赤霊を作り出し、赤霊は狂い火を受領した
ヴァイク様の巫女であったランサクス様も
結局黄金樹勢力に咎められ、鎮めの教会で殺された
その亡骸を守るため、ずっとヴァイク様は鎮めの教会に留まった
こんな物語になると思います
それではひとつひとつ細かく見てまいりましょう
まずフォルサクス様がヴァイク様であるとするならば
ヴァイク様がフォルサクスの雷槍を使う理由になりますわね
指痕爛れのヴァイク様のお姿になっても
さざれ石の聖印を使っていたのは
古竜としての誇りを忘れないためだったのでしょうか
逆に別人だとすると
ヴァイク様とフォルサクス様の接点がなさすぎて
雷槍の祈祷を使う理由が見当たらないのです
ランサクス様からの愛を受けていたのも
恋愛感情や加護ではなく
姉弟愛ということだったのだと思います
フォルサクス様は死王子ゴッドウィン様の中で死と戦い続けておりますが
その戦いに勝利がないことは本人もわかっていたはずです
だからこそ、その解決の手立てとして
ヴァイク様というエルデの王を目指す褪せ人に化けたのです
死が無くなった黄金律の世界では
どう足掻いてもゴッドウィン様を救えないので
律ごと変えてしまうしかないと決意なされたのです
つまりどちらかというとゴッドウィン様の中に残った
死竜フォルサクス様の方が幻影や思念体のようなもので
ヴァイク様の方がフォルサクス様本体だと思います
一方そんな弟の行方を案じたランサクス様は
「円卓の騎士となった」という情報だけを頼りに
フォルサクス様を探すことになります
だからランサクス様も人に化け古竜信仰の司祭となったのです
「騎士とだけ」交流をした理由も
フォルサクス様が騎士になったことだけしか
ご存じなかったからだと思います
そして古竜信仰を伝える中で、黄金の雷ではなく
赤い雷を使う者こそが自分の弟であると
確信できたからでしょう
もちろんランサクス様も古竜ですので
古竜の神の血を引く王子ゴッドウィン様の再誕を
願っていたことでしょう
そして古竜信仰の司祭として名を馳せたランサクス様は
古竜の力を宿すヴァイク様の巫女として選ばれることになりました
ゴッドウィン様を救うため旅を続けた二人でしたが
エルデの王になるためには黄金樹を焼き、中に入る必要がございます
そのためには巫女が巨人の火の釜に身を投げ
自分を火種として黄金樹を焼かねばならないという事実を知ります
失った親友を再誕させるための旅であるにもかかわらず
その代償として姉を犠牲にしなければならないということです
もちろんそんなことはできなかったヴァイク様
悩んだヴァイク様はシャブリリ様のご啓示を受けたことでしょう
「姉を犠牲にするくらいなら自分が犠牲になる」
もとより親友ゴッドウィン様の中で
永遠の戦いをも覚悟したほどの英傑でございます
自己犠牲も厭わぬ精神をお持ちのはず
狂い火を宿すことを決意されます
ですが当時大ルーンを2つ集めたほどの人物はいなかったので
ヴァイク様は世間の注目の的であったことでしょう
その計画はすぐ明るみに出てしまい
封牢に囚われてしまうことになりました
おそらく捕らえたのはモーゴットの手の者でしょうか
この一件があって狂い火に触れる者を近づけぬよう
我々の聖域に封印を施したのかもしれませんね
狂い火を受領する前に囚われてしまったので
封印の中のヴァイク様は古竜の祈祷を使います
赤霊になっている方のヴァイク様はおそらく彼の夢
ミリちゃんが病に侵され悪夢を見ている時に
赤霊を作り出してしまうような現象と同じものだと思います
マレニア様の思念を受け継ぐメリメリの旅路も
マレニア様は夢を通して見ていたようですしね
志半ばにして目的を果たせなかったヴァイク様の想いが
夢となって現れているのでしょう
鎮めの教会で眠る巫女の亡骸はおそらくランサクス様のもの
ヴァイク様がエルデの王になることを辞めたのは
巫女の責任であると咎められたのでしょうか
ヴァイク様ご自身は自己犠牲のため
シャブリリ様の啓示に従って狂い火を目指しただけでしたが
世間の目には
巫女が命を捨てることをためらったように見えたのでしょうか?
そのあたりの食い違いが
突然に王都の奥深くに潜り、狂い火に焼け爛れた
それは、己の巫女のためだったろうか
あるいは何者かが、唆しを囁いたのだろうか
この文章に見て取れますわよね
親友ゴッドウィン様を救うための旅でしたが
その目的達成のために姉ランサクス様を犠牲にする必要がありました
それを防ぐため自分が犠牲となるため狂い火を宿すはずでした
ですがひとつも成就させることができずに囚われたヴァイク様
その自責の念から生み出された赤霊に
なんとか狂い火を宿すことに成功します
ただ自身が狂い火の王になることはありませんでした
もう自分の力では誰も守ることができない
だから次の世代に王の力を託すことにしたのです
誰かを犠牲にしてまで律を作り出そうとする黄金樹
そんな悲しいシステムを崩壊させ
一度すべてを焼き尽くす混沌の王
そんな狂い火の王を次の世代に繋ぐため
ヴァイク様は指痕のブドウを宿したということになります
もとはフォルサクスという名の古竜であったヴァイク様
偶然ではありますが最終的に行き着いたのは
やはりもとは古竜の力であった狂い火の力でございます
わたくしの動画をご覧になっている皆さまでしたら
よくご存じかと思いますが
狂い火の力とは、真の太陽の力
それは狂い火石のテキストを見ればわかりますわね
くれぐれも類似品に注意すること
類似品とはぬくもり石でございます
ぬくもり石のぬくもりは太陽に「似て」いるだけのまがい物でしたわね
空から降る太陽の都の残骸である神殿石と
狂い火の力の宿る黄色い残り火によって真の輝きを取り戻す狂い火石こそが
本当の太陽の力であることは
周知の事実でございます
かつて太陽の都を
伴侶のプラキドサクス様と治めた太陽の神マリカ様
その古竜の血を引き継ぎ本当の黄金の力を受け継ぐ
太陽の王子ゴッドウィン様
彼と仲の良かったミケラ様マレニア様ご兄妹も
人に姿を変え
ゴッドウィン様のために戦っておられたようですが
ここにもう一組
ゴッドウィン様のために戦った姉弟がいたのです
ランサクス様とフォルサクス様
人の姿に身を替えエルデの王を目指しながらも
偽りの太陽に疑問を持ち
狂い火という真の太陽の力にたどり着いた者たちの
物語でございました
さていかがでしたでしょうか?
今回のお話をまとめましょう
ヴァイク様はかつてフォルサクスという名の古竜だった
だから赤き雷を使うことができた
ランサクス様がヴァイク様を愛したのは弟だから
親友のゴッドウィン様を救うために
人の姿になりエルデの王を目指した
だが姉を犠牲にすることができなかった
そして狂い火を宿した
こんなお話でしたわね!
ちなみに鎮めの教会で眠る巫女姿のランサクス様は
もしかすると亡くなっていないかもしれませんね
なぜなら本当に死んでいる人には
「死んでいる」という表示が出るからです
もしかしたらあの状態は眠っているだけで
アルター高原で出現する古竜姿のランサクス様は
それこそ夢のようなものなのかもしれませんわね
死んでいない巫女の装備を脱がせる主人公様は
なんて破廉恥なのでしょう!
そしてわたくしはどうも狂い火の話になると熱くなってしまい
話が長くなってしまいますわ!
今後もまだまだ狂い火の魅力について
皆さまにご紹介していこうと思っております!
チャンネル登録やツイッターフォローなど
引き続き狂火をご愛顧くださいませ!
それでは、世に混沌のあらんことを!
【エルデンリング】ヴァイク様の正体は古竜だった!?狂い火の祈祷をさざれ石の聖印で使う理由!
