
本記事は、YouTubeチャンネル「三本狂火」で公開した
エルデンリング考察動画の台本を全文掲載したものです。
より深く物語世界を読み解くための資料としてお楽しみください。
動画はこちらからご覧いただけます!↓
皆さまどうも、けいおっすー!三本狂火でございます!
皆さまはリエーニエの湖に生じている
結晶が何なのか
気になったことはございませんか?
何これ?という感じですわよね
レアルカリアの魔術師たちは
輝石というものを研究して魔術を使用しているようですが
この結晶は輝石ということなのでしょうか?
この辺りの謎を解明するため
今回もやってまいりましょう!
まずリエーニエ地方に多く見られる結晶ですが
結晶化しているアイテムを見てみましょう
結晶の木の芽
育つことのなかった若芽が、結晶化したもの
アイテム製作に用いる素材のひとつ
リエーニエの湖で、広く見られる
洞窟苔の結晶
暗い洞窟で、淡い光を放つ苔類
それに細かな結晶が生じたもの
特殊な苔薬の素材となる
これらはいずれも植物に結晶が発生しているようですわね
湖の部分に発生しているものとは性質が異なるのでしょうか?
湖に発生している大きめの結晶は
明らかに地面から生えているように見えますが
この下はどういう状態になっているのでしょうか?
実はこの地面の下を見ることができるのです
というのも、地図を確認すると
このリエーニエ地方の真下は腐れ湖になっております
そして実際腐れ湖に行き
上を見上げてみると
リエーニエ地方の湖に発生していた結晶が
地面の下まで貫通していることを確認できるのです
リエーニエの湖の下を貫通した結晶が
腐れ湖の天井部分まで到達しているということです
とんでもない距離があるように思えるのですが
かなり長い時間をかけて生成されたのでしょうか
ではこの結晶は
リエーニエで発生して下まで貫通したものなのでしょうか?
それとも腐れ湖で発生して上に貫通していったのでしょうか?
わたくしはリエーニエで発生したものだと考えております
これは、前回まででご紹介してまいりました
レナラ様の琥珀のタマゴに宿る
本物のミケラ様のお力
産まれ直しの秘術によるものだと考えております
まだこちらの動画をご覧になっていない方は
ぜひご視聴くださいませ!
わたくしはこの結晶は
人々が産まれ直したことによって
人から取り除かれた神性が結晶化したものだと考えております
どういうことなのかを詳しくご紹介いたしましょう
まず、レナラ様の元で
産まれ直した皆さまはどうなっていったでしょうか?
それはレナラ様の琥珀のタマゴに宿った
こちらの大ルーンのテキストからわかります
産まれなき者の大ルーン
満月の女王、レナラの抱く琥珀のタマゴ
産まれなかったデミゴットの大ルーン
「産まれ直し」を完全なものにする
レナラの、産まれ直した子供たちは
皆脆弱であり、また短命である
それは完全ではなかったのだ
産まれ直しを繰り返したレアルカリアの幼年学徒たちは
寿命が短くなってしまったようですわね
それは完全ではなかったとも言われているように
産まれ直すとは完全な自分のコピーを作れるものではないようです
何かが欠落した状態で産まれ直すのかもしれませんわね
さらにこちらのテキストもご覧ください
幼年学徒の帽子
レアルカリアの長たる女王レナラ
その琥珀のタマゴより産まれ直した
幼年の魔術学徒たちの帽子
しかし、その産まれ直しは完全ではなく
彼らはそれを、ずっと繰り返し
いつかそれに依存してしまう
夜眠り、朝目覚めるように
彼らは産まれ直し、すべてを忘れいく
すべてを忘れていくというように
記憶を失っていくようですわね
これらのことからわかるように
産まれ直しをおこなった人物は
産まれ直して新しい人生を得た代わりに
何かを失っているようですわね
一体何を失っているのでしょうか?
そして失ったものはどこへ行ったのでしょうか?
寿命が減り、記憶を失うこと
これは何を意味しているのでしょうか?
わたくしは産まれ直しとは
雫の幼生を使用して新しいボディを用意し
そこへ魂を移行させるようなイメージだと考えております
この移行させるタイミングで
何かが失われているということですわよね?
まずわかりやすいところから考えてみましょう
記憶という部分です
記憶とは星の欠片が司る要素ですわよね
こちらのアイテムのテキストに書かれております
メモリストーン
黒く薄い謎めいた石
それを加工した、魔術師たちの秘宝
記憶スロットを増やす
それは、かつて永遠の都が見上げた
黒い月の欠片であるという
黒い月というのは明らかに
レナラ様の満月とは区別されておりますわね
ここでは暫定的に宇宙の力、星の力としておきましょう
記憶とは星の力
人が産まれ直すときには記憶、つまり星の力が削がれ
代わりにレナラ様の月の力を注入されているということでしょうか
星と月とはこちらの動画でご紹介したように
相反する力でしたわよね
星の力とは神の力であり、月の力とは人の力でした
まだご覧いただいていない方は
こちらも是非ご視聴ください!
つまり産まれ直すということは
神の力を削ぎ落され、人の力が増す
そんな儀式だったのではないでしょうか?
一方寿命が縮むという要素も見てみましょう
これも神の力が失われ人の力が増すということを考えると
答えが見えてくるのではないでしょうか?
神とは死のルーンが無ければ殺せない存在でしたわね
死のルーンを持つマリケスが
半神であるデミゴッドたちが恐れられたのはその理由からでした
マリケスの兜
女王マリカの忠実な義弟にして
その剣に運命の死を宿したマリケスは
すべてのデミゴッドの、怖れであった
怖れを知るからこそ
彼らは英雄だった
神とは死なぬ者たちでございます
そんな神の力が失われたことで
産まれ直した者たちは
寿命が減ってしまうということなのではないでしょうか?
そして幼年学徒たちは
産まれ直せば産まれ直すほど寿命が短くなり
彼らはそれを、ずっと繰り返し依存してしまったようですわよね
産まれ直しを続けるほど
どんどん純粋な人に近づいていくということです
思えばこの世界の住人は
もともとは黄金律の世界の人間でございます
かつてはマリカ様の完全な黄金律の祝福を受けていたため
人の体内には神の力が大いに宿っていたことでしょう
それが黄金律が完全でなくなった今
産まれ直しをすることでどんどん神の祝福を
洗い流していっているということです
だから産まれ直しをした者は人に近づき
本来の人の寿命に見合うように短くなっていたのですね
そう考えると
彼らが洗い落とした神の力とは
どこへ行ってしまったのでしょうか?
その失われた神の力が流れて溜まり固まったもの
それがリエーニエの湖の結晶なのではないでしょうか?
この結晶から削りだされたものには
こんなテキストがございます
結晶槍
人に作り得ぬ純結晶の槍
謎多き結晶人は、永遠に結晶を守っている
一説には、いつか造物主が戻ったとき
新たな同族の削り出しを願うのだという
人には作り得ぬもののようです
つまりは人から流れ出た
神の力が結晶化したものだということを意味しているのではないでしょうか?
そして結晶人たちは今の世界では
黄金律には祝福されていない存在のようです
その証拠に、ミケラ様の聖樹を目指しておられますわよね
ミケラ様の聖樹はこの世界の弱きものたちの救いであり
しろがね人をはじめとして
今の黄金律に祝福されていない者たちが集まる地となっております
そんな地に結晶人たちも集まっているのです
しかも聖樹の中心地エブレフェールの内壁まで到達し
そこに到達した結晶人は腐敗しているようです
これはマレニア様と同じ現象が起こっているのかもしれません
マレニア様もデミゴッドであり
最も神に近いとされる神人でございます
にも関わらず朱い腐敗の呪いを宿しており
ご自身の神の力をもってしても抗えなかったのです
ですがミケラ様のような人の力を強く持ち
外なる神に抗う力をもってすれば腐敗を抑制することができました
だからマレニア様は腐敗の女神に身体が浸食されるよりも
人として生き、人として死にたいと願うようになりました
結晶人の皆さまも同じなのではないでしょうか?
人から流れ落ちた神の力が結晶化した存在
つまり神の力が強すぎるせいで
腐敗に抗えない性質だったのです
だからこそ人の力を求めたのではないでしょうか?
人の力を求めて、ミケラ様とマレニア様のおられる聖樹を目指したのです
謎の多い結晶人たちは
人という生命を目指していたのです
砕け散る結晶
謎多き結晶人たちの魔術
無機物でありながら、生命でもある
結晶人のあり様は、源流の理想に近しく
彼らは、魔術師たちの賓客であった
無機物でありながら生命でもあるという存在
逆に源流魔術の探究者であるアズール様やルーサット様は
人間でありながら無機物を目指された方々でしたわよね
人の力を持ちながら、星の力を求めた結果でございます
まさに彼らとは対をなす存在であるのだと思われます
さてではリエーニエに精製されるこれらの結晶が
人から溢れ出した神の力が結晶化したものであることはわかりました
であるとするならば
この結晶が地下世界の腐れ湖まで貫通していた事実
これは一体どういうことなのでしょうか?
もしかするとこの腐れ湖とは
人から抽出された神の力が結晶化し
その結晶からポタポタと染み出した液体なのではないでしょうか?
この腐れ湖そのものが
人々から洗い落された
神性そのものであったのです!
かつては神マリカ様から与えられた命
その後宇宙から流星と共に黄金樹が飛来し
黄金律の祝福と称して人々には黄金樹への信仰が植え付けられました
すなわちそれは星の力への信仰
産まれ直しとは
そんな人に植え付けられた信仰や神性を洗い落すためものであったのです
そしてその神性が結晶化して雫となり
狭間の地の遥か地底に溜まっていくことになったのです
腐れ湖の地図断片
エインセル河の下流に広がる腐れ湖は
外なる神の一体、その神性の
封印の地であったという
すなわち腐敗の神という神様が存在しているわけではなく
腐敗とは人の中にあった神性であったのです
まさに神とは人の心の中にいる
そういうことを表しているのかもしれません
黄金の祝福とはもともと
大いなる意志がエルデンリングとして狭間の地にもたらしたものです
そのリングを信仰の対象として祝福を植え付け
人々を支配しようとしておりました
その正体こそが腐敗であり
人を支配しようとする神の欲そのものでございました
絶対に許せませんわ!
狂火フラーッシュ!
レナラ様の持つ琥珀のタマゴの中にいたミケラ様は
そんな人々に植え付けられた腐敗を
浄化しようとされていたのです
産まれ直しの秘術とは
そんな神の欲望を洗い流すことであったのです
だからミリエル様は
今の黄金律信仰の世界では
「許されぬ術」と表現しているのですね
さていかがでしたでしょうか?
今回のお話をまとめましょう!
人は産まれ直すと寿命や記憶を失う
それは星の力であり神の力
人からこぼれ落ちた神の力が結晶化したものが
リエーニエの結晶
さらにその結晶から雫として滴り落ちたものが腐れ湖
つまり腐れ湖それ自体が
神の力を凝縮したもの
こんなお話でしたわね!
人間たちはみな母から産まれ
産まれることは素晴らしいと思っています
だからこそ何度も何度も産まれ直すことで
母から産まれるということを再現しております
直接神の血を引く者たちは母から産まれるわけではなく
人の信仰が作るものなので
「産まれる」という現象からは除外されるのでしょう
現実の世界でも神とは
人々が想像で作ったもの
祀り上げたものでございますので
そういった部分のオマージュであるのかもしれませんわね
だからこそ神も人もなく
全ての生命をもとのひとつに戻す狂い火の思想こそ
真の信仰なのでございます!
今後もまだまだ狂い火の魅力について
皆さまにご紹介していこうと思っております!
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それでは、世に混沌のあらんことを!